ついに到着!
小さな小さな空港、ドゥマゲテに到着。あ、暑い!!!ジリジリ暑い。汗が吹き出して途端に子供達の頭がびしょ濡れに。
大阪の夏と変わらない位かと思ったら、いや、そんな事はない、もう暑いーーーー!!!今は雨季であり、3月〜5月のフィリピンよりは涼しくなったと聞いていたのだけど、そんな事はないではないか。
予めお願いしていた滞在先コンドミニアムのトラックがお出迎えをしてくれた。
私は家族3人1カ月で、スーツケース1つだったので、このトラックでは大きすぎた。トラックに乗りながら、娘達は初めての混沌としたフィリピンの町並みを見つつ、外国人向け家具付きのコンドミニアムへ移動した。
ここでは敷地外には、ガードマンが銃を持って立っており、敷地内への出入りは住民しかできない。中は団地のようになっており、各部屋を囲むように真ん中の広場で子供が遊べるようになっている。フィリピン人女性と結婚している欧米人男性や、日本人家族は母子のみの親子らその他、韓国人家族などが、滞在していると聞いている。
到着後は鍵を受け取り、早速、スーツケース荷物の解体。生活用品のレンタルを有料で受けた。(結論からすると不要だった。買った方が安いし、トラブルもない。詳しく知りたい方はメールください。笑)
全て自らセッティング。。ホテルではないので、全て自分でやらなければならない。すぐ壊れそうなメイドインチャイナの扇風機を組み立て、ウォーターサーバーを組み立て、お水をセット。こんなの日本にいる時自分でやった事なんてない。
既に汗が吹き出てきて止まらない蒸し暑さ。二階建てで、エアコンはマスターベッドルームにしか付いていないようだ。バスルームは、二箇所あり、一階部分は元々は住み込み用のメイド用に作られている。一階のシャワーは水のみで、二階は温水も出る。バスルームは、トイレと同室?だ。
外国人向け高級コンドミニアムと言えど、フィリピンだし?日本人感覚からすると、突っ込みどころは満載である。冷蔵庫の冷凍部分は壊れている、エアコンは凄い音、シャワーの水圧は弱々しい(フィリピンでは安定した水圧てのはかなり難しいらしい)、窓の締まりが甘い、家具の質も残念。
住民の方に色々と質問をしたり、その後作業を進めているうちに、もう子供達が退屈してきた。汗だくになり、遊びたいとのたまう。しかし外は炎天下の日曜日、誰も外で遊んではいない。今日は買い出しに行かないと何もないし、直ぐにでもトイレットペーパーなど、日用品を買わないと何も出来ない😓
既に私はこの生活を支えるために相当な労力を自分が割かなければならない事に目眩がした。こんなハードな生活をわざわざ選び今夜からの生活に気持ちが折れそうになった。。最初からお膳立てされた語学学校行っちゃった方が単純に良かったのでは。。Wi-Fiルーターのセッティングもまだなため、日本に居る夫と連絡も取れないし、手術をした三女の様子も聞けない💦三女は大丈夫なんだろうか。いや、それより私も大変だ、余裕がない。まだ知り合いもいない為、子供の遊び相手も居ない。
子供の預け先もないし、ど、どうしよう。何とか、だましだましで、数時間作業をし、ようやく3人で初のお買い物に出かけた。トライシクルと呼ばれるアジア特有?の乗り合いバイクに乗った。すごい排気ガス。。スーパーでまずは、お腹の空かせた子供達をフードコートに連れて行き、何やら色々と買い込んで食べた。デザートに、フィリピン人が横で食べていたカキ氷に次女が目が釘付けになった。where can I buy this?と話しかけていた😮 同じものを買ってみた。
すんごい色と量。紫のは紫芋だろうか。慎重派の長女と私は一口味見をして、後は次女がほとんど食べた。
その後は日用品の買い物へ。子供達はカートの中に入って、go-cart代わり。遊んで走って歌も歌うが、フィリピン人もそんな感じで、誰も注意はしないし気にしない。おおらかである。
日用品の買い出しを終え、帰りもトライシクルの運ちゃんに声をかけて部屋まで帰宅した。慣れないシャワーを使いこなし、何とか子供達は汗を流し落とし、1日の暑さと環境の変化に疲れ果ててあっという間に眠りについた。
子供が寝た後にようやくWi-Fi設定が取出来、夫と連絡が取れた。無事退院出来た三女の寝顔を見られたので、少し安心した。額の包帯が痛々しかったけど😖
何だかワイルドなフィリピンでの生活は始まったばかりだ。ていうか何でフィリピンなんだったけ?😓普通にオーストラリアに行きたくね?いや、オーストラリアはもう手配するには遅すぎたんだ。
いやいや、これも何かの縁だろう。世界は広いし、この強烈な環境は子供達の経験の1つだから意味はあるはず!しかし何も今こんなワイルドな環境に自ら投じなくても良いではないかと1人ツッコミをしつつ、私は気を取り直し、明日の学校見学に備えてベッドに入った。翌日はまたさらなる試練が待ち構えていることは知らずに。