夏休み子供留学に至るまで①

去年、オランダの教育セミナーに親子で参加した。時間割も、チャイムも、宿題もない、子供の幸福度が世界一と呼ばれるオランダでの教育方法、イエナプランについてのお話しを伺った。以下引用、’イエナプラン教育とは日本の画一一斉授業とは正反対の教育です。学校は子どもの個性を潰してみんなが同じ行動する人間をつくる場でなく、子ども自身で得意なことや不得意なことに気づき自分らしく成長していく場と考えられています。’

presidentfamily.com

詳しくはこちらにも→日本イエナプラン教育協会

以後、長女はオランダに留学してみたいと事あるごとに言うようになった。

私自身もデンマークに留学経験があるため、お隣の国オランダに、よし一緒に行こうね、デンマークも行こうね。だから英語の勉強も頑張ろうね、と声かけもしてきた。オランダに移住した人のブログを読み漁ったり、何とか短期でも行けないかなぁと探していた。

ちょうど長女の通う日本の公立小学校で、親である私が生きづらいなと感じる場面に遭遇する事があった。育休中は特に、これまで仕事ばっかりしてきたせいで(-。-; 専業主婦の友達も居なく、でもそのネットワーク内でうまくやらないといけないと自分でもプレッシャーを感じ余計に苦しかった。娘も最近はことあるごとに、人と違う事を嫌がるようになり、どれだけ私が「違う事はいいことなんだよ、素晴らしい!」と褒めても、皆と一緒がいいと言う。日本にいる以上、私がどれだけ熱弁しても、説得力がなかった。笑

 

もはやオランダでもどこでもいいから、世界は広いんだよ、いろんな人が世界には居て、いろんな価値観があって、いろんな学校があって、いろんな学び方があって、正解も不正解もないんだよ、っていう事を体感させてみたかった。

 

夏休みを前にして、ぼんやりと短期でもいいからオランダに連れていけたらなあと思い探してみたが、短期で現地校に受け入れてもらえるようなところはなさそうだった。現地に旅行がてら行けたとしても、オランダ語である。

 

私の留学していた、オーストラリアやデンマークについても調べてみた。オーストラリアであれば長女だけであれば、もっと早くから手配していたら行けた可能性はあった。(現地小学校+ホームステイ等。)しかしその場合は次女をどうするか、三女をどうするか等、課題が多くあったが。)

デンマークは、今は移民規制も厳しいためか、そんなに気軽にふらっと短期ではいけなさそう。(先週デンマークから一時帰国された先輩からもそう教えて貰ったので、そうなのであろう。)しかも小学生からふらっとなんて、絶望的。高校生くらいから、現地フォルケ(誰でも入れる生涯教育の場)になら入れられそうである。ちなみに話が飛ぶが、デンマークでは私がコペンハーゲン大学留学時の2000年当時、学費は無料であった。(医療費も無料!)今現在は大学学費無料なのはヨーロッパではフィンランド位らしい。(要確認)

 

いつもぎりぎりにならないと火が付かない私、6月半ばから、夜な夜なネットにて大量の情報収集をした。もはや英語圏ならどこでもと、調べているうちに、フィリピンにたどり着く。やっとフィリピン出てきたよ。笑 続きは②で